明治26(1893)年、小樽に日本銀行派出所
小樽に日本銀行の派出所が初めて開設されたのは明治26(1893)年のことで、その後出張所を経て小樽支店に昇格となりました。
平成14(2002)年9月に営業を廃止しました。
現在の建物は、明治42年7月に着工し、明治45年7月に完成したもので、北海道経済を担った小樽を代表する建物です。
設計者は、日本近代様式建築の先駆者である辰野金吾、長野宇平治、岡田信一郎の連名で記録されています。
建物は、外観にはルネッサンス様式を取り入れ、屋根には5つのドームを配し、外壁はレンガの表面にモルタルを塗り石造り風に仕上げています。
平成15年5月より、金融資料館として公開されています。
※参考:小樽市HP
取材場所詳細
場所:市指定有形文化財 日本銀行旧小樽支店
住所:小樽市色内1丁目11番16号 ☆地図